■□■ 反則コード進行!? ■□■
クリスマスソングっぽい曲っていいですよね~?
えッ、まだ全然早い? 失礼しました。
でも12月に入って、コートやマフラーを着こなし、
ソワソワしながら毎日を過ごす・・・。そして・・・!
イブから当日にかけての、アノなんとも言えない
ああいう雰囲気!(どういう雰囲気なんだ~!)
いいですね~。もうワタシには、縁がありませんが(笑)
ヘンな前置きで失礼しました・・・。
数年前に流行った、桑田佳祐/白い恋人達 のサビ後半の部分を
まず見て下さい~。
E7 Am7 E♭ F G
ひとり 泣き濡れた 夜に WHITE LOVE ~
★ちなみにGメジャーでのコード進行です。
次に(クリスマスとは関係ないですが)
ラルク・アン・シエル/STAY AWAY のサビ後半もどうぞ!
F G A
CAUSES STAIN STAY AWAY ~
★こちらは、Aメジャーでのコード進行です。
2曲とも、何か引き込まれる感じ?がしませんか?
そうなんです。
実は、コード進行的に、ある共通点があるのです。
もう少し見てみましょう。
まず、桑田さんから。
E♭→F→G で終わってますね。
確認ですが、Gメジャー です。
つづいてラルクさん(笑)
こちらは、F→G→A と進行して、
キーは Aメジャー ですね。
もう、お分かりだと思いますが・・・。
そのポイントは・・・!?
★トニックから、2全音前のメジャーコード→1全音前のメジャーコード
と進行してトニックメジャーに戻る!
は?・・・意味が分かりませんね・・・。ごめんなさい。
論より翔子、いや証拠!
わかりやすく、Cメジャーで実際に作ってしまいましょう~!
Cの2全音前のメジャーコードは? A♭メジャー ですね。
同じく1全音前のメジャーコードは? B♭メジャー ですよね。
それで、A♭→B♭→C とすれば、上記2曲と同じフィーリングを
得ることができます!
細かい理論は省きますが、このコード進行は、聴く側に非常に、
印象に残るサウンドを産み出す“魔法のコード進行”なのです!
別な言い方をすると、簡単にキャッチーになってしまうので、
私は勝手に“反則コード”と呼んでます(笑)
まだまだ、色んな曲で使われてますが、みなさんも探してみて下さい。
そして、どんどんあなたの作曲に応用してみて下さい。
そんな訳でさらに具体例を・・・
↓↓
■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■
♪=136 キー:Eメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
E(G♯・B・E)
F♯7(E・F♯・A♯・C♯)
C(E・G・C)
D(F♯・A・D)
E(G♯・B・E)
Eの2全音前のメジャーコード、つまり、Cメジャーを鳴らした時に、
「おー!」となり、C→D→E とつないでいきます。
もう一発~♪
■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■
♪= 88 キー:Dメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
G△7(G・B・D・F♯)
E7(E・G♯・B・D)
A7(G・A・C♯・E)
A♯(F・A♯・D)
C(G・C・E)
D(F♯・A・D)
こちらも、Dの2全音前のメジャーコード、A♯メジャーが鍵です。
A♯→C→D とつないで、感傷的なフィーリングとなります。
以上2曲を作成しましたが・・・。
くどいですが、このコード進行は、誰にでも簡単に作れます!
たとえ、前半のコード進行やメロディーがグチャグチャ?でも、
このコード進行にもってくれば、いい感じになってしまいます。
また、ジャンルを問わず、応用することも可能です。
リズムさえ変えてしまえば、それっぽく聴こえるもんです。
サビ以外にも、イントロでも可~♪
みなさんも、「ここぞ!」という曲に使って下さい。
あくまでも「ここぞ!」です。
クリスマスと一緒ですよ!(なんのこっちゃ!)
■□■ 編集後記 ■□■
他にも、反則コードっていっぱいありますよね~♪
有名な「1-6―2-5」もそうですが(これは、反則でなく基本?)
長年、作曲していると、自然に覚えてくるものです。
「あッ、この曲のコード進行は、●●だな!」
とかも、分かってきます。
でも、それって、非常に重要なことだと思います。
いい曲のいいコード進行を模倣することが、
作曲の幅を広げることになるし、自分自身にコード進行の
引出しが多ければ多いほど、メロディ-も湧き出てきます。
そんな多くのコード進行を集めたCD-Rを取り扱ってます。
興味ある方は、HPに遊びに来てくださいね~♪
では、また次回!
★ホームページにも遊びに来てくださいね~
★使える「コード進行」素材集 絶賛発売中!
http://www.chodeplanner.com/
★メルマガ「誰でも簡単♪さっそく作曲」
ぜひ登録してください~♪
http://www.mag2.com/m/0000164463.html
0 件のコメント:
コメントを投稿