2009年9月28日月曜日

□■□ 誰でも簡単♪わたしの作曲術(不定期連載!?) □■□

□■□ 誰でも簡単♪わたしの作曲術(不定期連載!?) □■□

ジャーン! ついに出ました、超人気コーナー!
・・・って、書くの初めてじゃないの!

今までにも、何人かの方から、
「具体的なメロディーの作り方を教えれ~♪」
というようなメールをいただいていましたので・・・。

・・・かと言って、ちまたの本に書いてあるような、
理論や固い話ではつまらないので、軽く読めて、何がポイント
なのかが、なんとなく分かるような内容にしますね。

ところで・・・。

いまやお笑い界の超大御所、所得番付も毎回上位が当たり前の
二人組、とん●るず(別に伏せ字でなくてもいいんですが・・・)
は知っていると思いますが・・・。

「音楽と全然、関係ないじゃないかー!!」(怒)

とは思わずに読んでくださいね(汗)


彼らが、まだ若かりし頃のギャグに、
次のようなものがありました。

タカ「松田聖子の“スウィートメモリーズ”って曲いいよな!」

(女装の)ノリ「ワタシ、歌っちゃおうかな~?」

タカ「おう!歌ってくれよ。」

※注意! この先は、松田聖子の曲を知ってないと
意味が分からないので、一応歌詞をのせておきます・・・。

(yahoo!のサイトです)
「SWEET MEMORIES」 の 「歌詞を表示」を開いてね。

http://music.yahoo.co.jp/shop/p/52/220174/41/3/1/0/0/


ノリ「ドンキスミベイビ~♪」(Don’t kiss me baby)

タカ「おー、うまいね~」

ノリ「ドンキスミベイビ~♪」(We can’t never be)

タカ「・・・」

ノリ「ドンキスミベイビ~♪」(So don’t add more pain)

ノリ「ドンキスミベイビ~♪」(Please don’t hurt me again)

ノリ、以下同じフレーズで歌いまくる。
タカ、思いっきりつっこむ。


・・・多くの若い読者には分からないですよね。
リアルタイムで見た世代の方は、笑っていただけたと確信します。


結局ワタシは何が言いたいのか・・・?

それは・・・、

★★★ 頭に残るメロディーって「同じフレーズ」で出来ている! ★★★

・・・という事は、メロディーを思い浮かべる時には、
とにかく何でもいいですから

まず「短いフレーズ(歌詞)」を適当に作る!

そして、その「フレーズ」を「コード進行」に合わせて
ハミングするうちに・・・!

必ずいいメロディーが浮かんできます!


別にとん●るずのギャグを例えにしなくても
よかったのですが・・・。

でも、言いたいことは分かってくれましたよね?(汗)

ちなみに、この部分は・・・。

♪= 88 キー:E♭メジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
E♭(B♭・E♭・G)
        E♭7(B♭・D♭・E♭・G)
               A♭△7(A♭・C・E♭・G)
                       A♭m6(A♭・B・E♭・G)

となっております。


□■□ sus4コード と <ペダル> の相性って!?<4>□■□

・・・は、次回にします。
ごめんなさい。

■□■ 編集後記 ■□■

作曲術って人により、色々あると思いますが、
明確な方法は・・・?

ありません!

感性でスラスラとメロディーが浮かぶ人もいれば、
楽器を鳴らしているうちに、出来ちゃったり、
歌詞に心を打たれてメロにするとか・・・。

とにかく、どんな方法でもいいんです。

ただし、ネタにつまった時には「コード進行」を聴いて
メロディーのきっかけをつかんでみては・・・?

というのが、ワタシの主張なんですね。

まー、メロディーの貯蔵庫みたいなものです。

今後も「わたしの作曲術」は書いていきますが、
非難の嵐になったらやめます(笑)

みなさんも「こんな方法でメロディーを作っている~♪」
をお便りください。

採用された方には、何もあげませんが・・・(ガクッ)


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□■□ sus4コード と <ペダル> の相性って!?<3>□■□

□■□ sus4コード と <ペダル> の相性って!?<3>□■□

えーと、ここの部分まできていますね。
確認ですが。

♪=136 キー:Cメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
Csus4(C・F・G)
        C(C・E・G)
                Cm(C・D♯・G)
                        C(C・E・G)


まずは、実際に、試聴ください。 ↓↓
(2回繰り返しています。)

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次に、(C)を“ペダル”にして、適当に“ウラ”で
「ピコピコ音」を鳴らしてみましょう。

どんなのでもいいです。16分音符を中心に、
(C)をオクターブしたりして、やってみてください。

雰囲気が変わるのは、当然として・・・。

「動いている音」つまり (F)→(E)→(D♯)→(E)

がより明確に聴こえると思います。 ↓↓

http://www.chodeplanner.com/magazine.html


ペダルを「入れない場合」と「入れた場合」の違いを、
何回か聴いてみて、確認くださいね。


<Csus4> → <C> って、そのままでも
非常に自然な感じなのですが・・・。

★ペダルを入れることにより、もっと刺激的(?)に聴こえる
と思います。


それでは次に・・・。
(C)ではなくて、(G)をペダルにして、やってみましょうか?

(次回に続く)

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□■□ sus4コード と <ペダル> の相性って!?<2>□■□

□■□ sus4コード と <ペダル> の相性って!?<2>□■□

前回からの続き・・・。

Csus4(C・F・G) → C(C・E・G)

ここまで書きました。

そして・・・。


さー! ここで、お互いの共通音を使って、
さらにもう一つ●●コードも登場させて、
面白いサウンドを作ってみましょう!

共通音は二つありますが、まずは (C) を使いましょう。
そして、●●コードにも登場いただきますが・・・。

さて、ワタシが使おうとしている●●コードとは一体・・!?


で終わりましたが、●●コードって、
はたして何でしょうね?

それは・・・。


Cmコード(C・D♯・G) なのでした!


「Cマイナー? おいおい、なんだよ、それ~!!」
「えー!! もっと、期待してたのに、がっかり」

なーんて声が聞こえてきますが・・・。
まー、無視させていただきます(笑)

とっとと、実際に「コード進行」を組んでしまいましょう~♪


♪=136 キー:Cメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
Csus4(C・F・G)
        C(C・E・G)
               Cm(C・D♯・G)
                       C(C・E・G)


各小節で、「動いていない音」 と 「動いている音」 がありますね。

もちろん「動いていない音」は、(C) と (G)

「動いている音」は・・・ (F)→(E)→(D♯)→(E)

です。

さて・・・。
これからどうしましょうか・・・?

<ペダル>ってタイトルに書いたからには、
やはり<ペダル>を使わないといけませんね。

(次回に続く)

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□■□ sus4コード と <ペダル> の相性って!?<2>□■□

□■□ sus4コード と <ペダル> の相性って!?<2>□■□

前回からの続き・・・。

Csus4(C・F・G) → C(C・E・G)

ここまで書きました。

そして・・・。


さー! ここで、お互いの共通音を使って、
さらにもう一つ●●コードも登場させて、
面白いサウンドを作ってみましょう!

共通音は二つありますが、まずは (C) を使いましょう。
そして、●●コードにも登場いただきますが・・・。

さて、ワタシが使おうとしている●●コードとは一体・・!?


で終わりましたが、●●コードって、
はたして何でしょうね?

それは・・・。


Cmコード(C・D♯・G) なのでした!


「Cマイナー? おいおい、なんだよ、それ~!!」
「えー!! もっと、期待してたのに、がっかり」

なーんて声が聞こえてきますが・・・。
まー、無視させていただきます(笑)

とっとと、実際に「コード進行」を組んでしまいましょう~♪


♪=136 キー:Cメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
Csus4(C・F・G)
        C(C・E・G)
               Cm(C・D♯・G)
                       C(C・E・G)


各小節で、「動いていない音」 と 「動いている音」 がありますね。

もちろん「動いていない音」は、(C) と (G)

「動いている音」は・・・ (F)→(E)→(D♯)→(E)

です。

さて・・・。
これからどうしましょうか・・・?

<ペダル>ってタイトルに書いたからには、
やはり<ペダル>を使わないといけませんね。

(次回に続く)

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2009年9月27日日曜日

□■□ sus4コード と <ペダル> の相性って!? □■□

□■□ sus4コード と <ペダル> の相性って!? □■□

sus4(サスフォー)ってコードはご存知だと思います。

   Csus4(C・F・G)
   Asus4(A・D・E)

ってな感じですね。

メジャーコードとの違いも、念のためみてみましょう。

   C(C・E・G)
   A(A・C♯・E)

つまり、Cメジャーコードの <E> の部分が
半音あがり <F> になると Csus4。

Aメジャーコードだったら <C♯> が半音あがって
<D> となって Asus4 という感じです。


両方のコードを弾きくらべると分かると思いますが、
メジャーコードが “安定感” があるのに対して・・・。

sus4コードは、どことなく “浮遊感”(?)
がありますよね?

なんとも不思議なサウンドです。


あと、sus4コードをずっと鳴らしていると・・・

「早くメジャーコードに行きたいッ!」

って訴えている感じもしますよね~♪


そうですか・・・。
では、望みどおりに“行かせてあげましょう!”

Csus4(C・F・G) → C(C・E・G)

よく使われる「コード進行」ですね。
やはり落ち着きます。


さー! ここで、お互いの共通音を使って、さらにもう一つ
●●コードも登場させて、面白いサウンドを作ってみましょう!

共通音は二つありますが、まずは <C> を使いましょう。
そして、●●コードにも登場いただきますが・・・。

さて、ワタシが使おうとしている●●コードとは一体・・!?

(次回に続く)

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♪ダンデライオン~遅咲きのタンポポ/松任谷由実

■□■ 私のただ単に、す・き・な・曲(不定期連載・・・) ■□■

♪ダンデライオン~遅咲きのタンポポ/松任谷由実

(ホントは、ユーミンでなく“原田知世”って書きたかったんですが)

これまで“早見優”や“三浦理恵子”とか、元アイドルばっかりを
取り上げているので、これ以上やると、人格が疑われるので(笑)。

さて、今回は、このユーミンの隠れた(?)名曲をピックアップ!

♪ゆー やけ にー (夕焼けに) 
ちい さく なるー(小さくなる)

の歌いだしが、結構くすぐる名曲であります。
さっそく、この部分のコード進行を見てみましょう~♪

♪= 86 キー:E♭メジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・
E♭(E♭・G・B♭)
     F7(E♭・F・A・C)

と、こんな感じなんですが・・・。

この2小節だけでも、なんかグっときませんかね~?
グっときたアナタは・・・もちろん作曲センスがあります!

そうなんです。
このコード進行には、“ダブルドミナント”という特殊コードが
使われているからなんです。(まー、特殊でもないですが。)

「どっちが、そのダブルなんとか・・・なの?」
「それはね・・・!」(2分の1の確率です!)

という訳で、この場合<F7>がダブルドミナント
(以下DD)となってます。

DDって何? という方のために、少々説明を・・・。
(分かっている方は、飛ばして下さい。)

まず、キーが、Cメジャーの場合、<G7>がドミナントになります。
<G7>を弾いたら<C>を弾きたくなる話(第12号を参照下さい)
を以前しましたが、詳しい理屈抜きに、もう本能の世界なんですね。

<G7 → C> をまず忘れないで下さい。

そして、次に重要なのが・・・。
<G7 → C△7 、 C7 、 Cm 、 Cm7 >
の全部が成り立つということです!

実際に弾いてみて下さい。
なんか「やりきった~」、「ホっとした~」って感じませんか?
マイナーコードの場合は、「やれやれ」って感じ?

ところで、キーが、Dメジャーだったら・・・
果たしてドミナントは、何になるでしょうか?

そうです!<A7>がドミナントですね。 <A7 → D>です。
もちろん、<A7 → D7 、 Dm 、 Dm7 >です。

・・・ってな具合で、すべてのキーに当てはめて、Gメジャーの場合の
ドミナントを探してみましょう。

そうですね。<D7>がドミナントになります。
つまり<D7 → G 、 G7 、 Gm 、Gm7 >です。

ここで、もう一度、Cメジャーに話を戻します。

Cメジャーの本来のドミナントは<G7>ですが、その<G7>に対して
のドミナントが<D7>となるのです~♪

それで、<D7>のことを“ダブルドミナント”と呼ぶのです。
(頭が、コンガラガッテキタ・・・。)

めんどくさいですから、こういう風に覚えましょう。

C の次の全音、つまり D のセブンス<D7>がDDなんだ!

ダンデライオンの場合、キーがE♭メジャーですから、
次の全音のセブンス、つまり<F7>がDDとなる訳です。

前置きが、長くなりましたが・・・、
このDDが、何故、いい感じになるかというと、

<E♭> → (E♭・G・B♭)
<F7> → (F・A・C・E♭) → (E♭)+(F・A・C)

と、E♭を共通音としながらも、(F・A・C)つまり<F>が産まれて
一瞬、キーがFメジャーに転調したように聴こえるからなんです。

この感覚は、非常に大事ですから、覚えておいて下さいませ~♪

             ↓↓

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=136 キー:Cメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
C(E・G・C)
        D7(D・F♯・A・C)
               F△7(F・A・C・E)
                       Fm7(F・G♯・C・D♯)

まー、ベタな作品となってしまいましたが、誌面の関係で(笑)
2小節目の<D7>が、DDです。
一瞬、Dメジャーに転調か!?と思わせるのがポイントです。

さらに4小節目のFm7も、一瞬、マイナーに転調したのか?
と思わせるのが、ポイントですが、これはまた別の機会に!

■□■ 編集後記 ■□■

ゆくゆくまとめますが、聴いていて「おや」って思う楽曲の特徴として

★本来の構成音にない音が、必ず聞かせどころで、入っている★

があげられます。
もちろん、歌詞がいい、アレンジがいい、ルックスにつられて・・・
もありますよ。

例えば、Cメジャーの構成音は、(C、D、E、F、G、A、B)
いわゆる、ドレミファソラシド・・・ですが、あえて、シャープ
(もしくはフラット)の音をメロディーやコード進行上での
コードの中に入れこんでいるという事です。

なぜ、「おや」って思うのかと言えば・・・。

★ドレミファソラシドが、本来落ち着く構成音だからです!!★

と暴論をはいてしまいますが、まぁー、そういうことなんです(笑)

本来落ち着く構成音(スケールっていうとまた難しくなるので)
以外の音(シャープ、フラット)が入ると、本能的に、
「おや」っどうしても感じてしまうのです。

今回の“DD”も転調気味に、構成音以外の音が入るので、
そう感じてしまうのですね。

でも、ただやみくもに、シャープすればいいのかと言うと、
そうとも言えない訳で・・・。

ここが、作曲の、コード進行の奥深いところなのであります。
今後、みなさんと一緒に研究したく思います。

それでは、また次回お会いしましょう~♪


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2009年9月25日金曜日

■□■ メジャーセブンスにonコードを使ってみる ■□■

■□■ メジャーセブンスにonコードを使ってみる ■□■

今回は・・・、久々に“onコード”を取り上げます。
題材は、メジャーセブンス! いわゆる“■△7”ってやつです。

キーボードをやっている人は、結構メジャーセブンスって使いますよね?
でも、このコードは、ギターやベースの方ってあまり得意ではないかも
・・・?

特にベースは、例えば「C△7」ってあったら、
ルート音の C を弾くだけだから、つまらないですよね・・・。

キーボードは、弾いていると、結構気持ちいいんですけどね(笑)

そこで、今回は、キーボードさんとベースさんが
仲良くできるようなコード進行をお届けです。

あッ! ギターさんを入れるの忘れた・・・。
今回は、ギターさんは、終止カッティングに専念下さい~(泣)

さて、はじめに C△7を弾いてみましょう~♪

えーっと、C△7 の構成音は・・・

(C・E・G・B)ですね。

CとBが半音で不響和音になって、結構好きなんですよね。ワタシは。

まずはじめに、ベースさんには、基本通りに
ルート音の C を鳴らしてもらいましょう。

うーん、まずまず。可もなく不可もなくですかね・・・。
まー、基本だからいいでしょう。

さー、ここで !!
ベースさんに、C の隣の全音 つまり D を弾いてもらって下さい。

つまり C△7 on D という形です。

(10秒経過・・・。)

どうでしょうか~!!

なんとも不思議なサウンドになりませんか!?

以前、Dm7 on G みたいなコードを取り上げましたが、
そのサウンドに似たフュージョンっぽいコードになると思います。

でも、単発で鳴らしただけだと分かりづらいかも知れません。

そういう訳で、
             ↓↓

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=124 キー:Aメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
A△7/B(A・B・C♯・E・G♯)
               C△7/D(C・D・E・G・B)

いい意味で、非常にクセのあるコード進行ですよね~♪

キーボードもベースも、プレイしてて、お互いが気持ちいい
サウンドになると思います。

お互いに助けあって、ひとつのコード進行を産みだす!
キーボードもベースも、どちらかも欠けてはいけません。

まさに、歳末助け合いコード進行!(おやじギャグだな・・・)

ちなみに、そうですね・・・。
ベースさんは、とりあえずチョッパーで、弾いてみてください。

単にルート音を弾くより、絶対“楽しいプレイ”でしょう?

ちなみに、実際にサウンドを聴きたい方は、
メールで添付ファイルをお送りします。

■□■ 編集後記 ■□■

12月14日って何の日か分かりますか?
それは・・・

ワタシが大好きな、洋楽アーティスト、カジャグーグーのフロントベース
ニック・ベッグス師匠の誕生日なんです!(シ・ラ・ナ・イ・ヨ・・・)

ニックさんは、非常に優秀なベーシストで、私も影響を受けました。
高校1年ではじめてベースを買ったんですが、彼の影響が大です!

「君はTOO SHY」って曲をみなさんにぜひ聴いてほしいものです!
ググっていただくと、タワレコとかのHPで試聴できると思います。

まー、それはそれとして。
私はその後、キーボードもやりはじめ、ベーシストの気持ちも
キーボードプレーヤーの気持ちも分かっているつもりです。

コード進行の全体感はキーボードが支配しているようで、
実はベースの音をどこにするのかで、その全体感が変わってきます。

今回のonコードは特にそうですが、キーボードとベースの関係って
非常に大事なんですよね。

よくベースとドラムのいわゆる、リズム隊の重要性は
よく聞きますけど。それ以上に大事なのでは?

そんな訳でまた次回~♪

あッ! ごめんなさい!
またギターさんのこと忘れてた・・・。

いつか、ギターをフューチャーしたコード進行を
取り上げますので許してください(泣)


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http://www.chodeplanner.com/knowhow.html
http://www.chodeplanner.com/report001.html

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■□■ 反則コード進行!?(PART2) ■□■

■□■ 反則コード進行!?(PART2) ■□■

前回に続いて・・・
今回も別な“反則コード”を紹介します~♪

みなさんは、田村潔司(たむらきよし)ってご存知ですか?

えッ!? とあるバンドのキーボードプレイヤー?
いいえ、違います。

実は、プロレスラーなのです~♪

まー、「孤独な格闘アーティスト」とも呼べますかね?
知っている人は知っていますが・・・。

でも、間違っても「ミュージシャン」では、
ございませんので(笑)

結構ワタシは“格闘技”も好きなのです!(見るのが)
今回は、彼のテーマ曲にチョット注目して話をすすめてみます。

「FLAME OF MIND」っていうタイトル曲なのですが、
入場の際に流れてきて、ひたすら「たむら~」って連呼して叫びます!

(脱線しっぱなしでスミマセン・・・。)

さて・・・。
イントロ部分にこんなコード進行があります。

1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
Em(G・B・E)
        G(B・D・G)
               A(C♯・E・A)
                       C(E・G・C)

まー、この曲自体、耳にした人が少ないと思われるので、
イメージつかないかも知れませんが・・・。

結構このコード進行は使えますよ! 色々応用も効くのです。

まず・・・!
このまま使ってもいいのですが、実は頭のEm を E にしても
使えるのです~♪

ためしにEm(G・B・E) を E(G♯・B・E) に変えて弾いて
みて下さい~♪

なかなかいいサウンドになりませんか?

つまり、マイナーでも使えるし、またメジャーっぽくもなるという、
面白いコード進行なのです~♪

第3号(8/3)でも参考例を出していますが、洋楽に結構使われています。
(バックナンバーを参照下さいね。)

具体的に別なキーでもやってみましょう!

             ↓↓

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=116 キー:Fメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
F(A・C・F)
        A♭(A♭・C・E♭)
                B♭(F・B♭・D)
                       D♭(F・A♭・D♭)

もちろんFm(A♭・C・F)からはじまってもOKです。
メロディーにあわせて使いわけてみて下さい。

さー、応用です!
Fではじめる場合・・・前号を読んで頂いた方は、ひらめくと思います。

そうです!
4小節目の●に E♭ を足せば、 D♭ → E♭ となり、
頭に戻ってきて F がつながり・・・。もう大丈夫ですね?

ジャーン!
“安息”コードの出来上がりです! D♭ → E♭ → F !!

次は、こんな感じで・・・

             ↓↓

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪= 92 キー:Dメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
D(D・F♯・A)
    F(F・A・C)
        G(G・B・D)
            A(A・C♯・E)
                D(D・F♯・A)
                   F(F・A・C)
                       G(G・B・D)
                           A♯(A♯・D・F)

パッと見ると、
「前半と後半はまったく一緒じゃないのか?」
という声が聞こえてきそうなので、念のため注意点を・・・。

2小節目の●は、A を使ってます。(A♯ではありません。)
4小節目の●では、A♯ を使います。

→つまり今回の反則コード進行を使用してます。

もう少し説明すると・・・。

1~2小節目は、 F → G → A の“安息”を使っているんです。
3~4小節目では、 今回の“反則”を用いています。

どうでしょうか?
一見似ている配列ですが、微妙にニュアンスが違うのです。

また作曲の時のアドバイスですが・・・。

2●で 「A」
4●で 半音上がった 「A♯」

をせっかく並べて使ってますので、この部分のメロディーを、
少し工夫して、うまく半音上がるように作ってみて下さい~♪

曲調によって、感傷的なフィーリングにもなるし、
躍動的な感じにもなると思いますよ!

今後も、気合いを入れて、いい「コード進行」を作って、
ご紹介出来るように、精進します。

「気合だ~~!」(アニマル浜口)

(最後にまた格闘技好きがバレてしまいました~)

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■□■ 反則コード進行!? ■□■

■□■ 反則コード進行!? ■□■

クリスマスソングっぽい曲っていいですよね~?
えッ、まだ全然早い? 失礼しました。

でも12月に入って、コートやマフラーを着こなし、
ソワソワしながら毎日を過ごす・・・。そして・・・!

イブから当日にかけての、アノなんとも言えない
ああいう雰囲気!(どういう雰囲気なんだ~!)
いいですね~。もうワタシには、縁がありませんが(笑)

ヘンな前置きで失礼しました・・・。

数年前に流行った、桑田佳祐/白い恋人達 のサビ後半の部分を
まず見て下さい~。

E7  Am7      E♭  F G
ひとり 泣き濡れた 夜に WHITE LOVE ~

★ちなみにGメジャーでのコード進行です。


次に(クリスマスとは関係ないですが)
ラルク・アン・シエル/STAY AWAY のサビ後半もどうぞ!


F      G           A
CAUSES STAIN STAY AWAY ~

★こちらは、Aメジャーでのコード進行です。


2曲とも、何か引き込まれる感じ?がしませんか?

そうなんです。
実は、コード進行的に、ある共通点があるのです。

もう少し見てみましょう。
まず、桑田さんから。

E♭→F→G で終わってますね。
確認ですが、Gメジャー です。

つづいてラルクさん(笑)

こちらは、F→G→A と進行して、
キーは Aメジャー ですね。


もう、お分かりだと思いますが・・・。
そのポイントは・・・!?

★トニックから、2全音前のメジャーコード→1全音前のメジャーコード
と進行してトニックメジャーに戻る!

は?・・・意味が分かりませんね・・・。ごめんなさい。

論より翔子、いや証拠!
わかりやすく、Cメジャーで実際に作ってしまいましょう~!

Cの2全音前のメジャーコードは?   A♭メジャー ですね。
同じく1全音前のメジャーコードは?  B♭メジャー ですよね。

それで、A♭→B♭→C とすれば、上記2曲と同じフィーリングを
得ることができます!

細かい理論は省きますが、このコード進行は、聴く側に非常に、
印象に残るサウンドを産み出す“魔法のコード進行”なのです!

別な言い方をすると、簡単にキャッチーになってしまうので、
私は勝手に“反則コード”と呼んでます(笑)

まだまだ、色んな曲で使われてますが、みなさんも探してみて下さい。
そして、どんどんあなたの作曲に応用してみて下さい。

そんな訳でさらに具体例を・・・
             ↓↓

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=136 キー:Eメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
E(G♯・B・E)
        F♯7(E・F♯・A♯・C♯)
                C(E・G・C)
                   D(F♯・A・D)
                       E(G♯・B・E)

Eの2全音前のメジャーコード、つまり、Cメジャーを鳴らした時に、
「おー!」となり、C→D→E とつないでいきます。

もう一発~♪

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪= 88 キー:Dメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
G△7(G・B・D・F♯)
    E7(E・G♯・B・D)
        A7(G・A・C♯・E)
               A♯(F・A♯・D)
                   C(G・C・E)
                       D(F♯・A・D)

こちらも、Dの2全音前のメジャーコード、A♯メジャーが鍵です。
A♯→C→D とつないで、感傷的なフィーリングとなります。

以上2曲を作成しましたが・・・。

くどいですが、このコード進行は、誰にでも簡単に作れます!
たとえ、前半のコード進行やメロディーがグチャグチャ?でも、
このコード進行にもってくれば、いい感じになってしまいます。

また、ジャンルを問わず、応用することも可能です。
リズムさえ変えてしまえば、それっぽく聴こえるもんです。
サビ以外にも、イントロでも可~♪

みなさんも、「ここぞ!」という曲に使って下さい。

あくまでも「ここぞ!」です。
クリスマスと一緒ですよ!(なんのこっちゃ!)

■□■ 編集後記 ■□■

他にも、反則コードっていっぱいありますよね~♪
有名な「1-6―2-5」もそうですが(これは、反則でなく基本?)
長年、作曲していると、自然に覚えてくるものです。

「あッ、この曲のコード進行は、●●だな!」
とかも、分かってきます。

でも、それって、非常に重要なことだと思います。

いい曲のいいコード進行を模倣することが、
作曲の幅を広げることになるし、自分自身にコード進行の
引出しが多ければ多いほど、メロディ-も湧き出てきます。

そんな多くのコード進行を集めたCD-Rを取り扱ってます。
興味ある方は、HPに遊びに来てくださいね~♪

では、また次回!

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2009年9月22日火曜日

♪夏色のナンシー/早見 優

■□■ 私のただ単に、す・き・な・曲(不定期連載・・・) ■□■

♪夏色のナンシー/早見 優

(具体例がいつも古いし、季節外れだな~♪)
ホント、20年以上も前のヒットなんですね、この歌(1983年夏)。
私が中学生の頃でした。つい最近のようにも思えるのですが(泣)

最近、ママさんアイドルみたいにちょこちょこテレビにも出てますが、
デビューの頃とあまり変わらない?ステキなアイドルです。

♪恋かなー(Yes!) 恋じゃなーい(Yes!)
愛かなー(Yes!) 愛じゃなーい(Yes!)

という出だしがなかなか強烈な作品で、
イントロも当時では斬新な「ピコピコ」音~♪

当時のテクノブームから派生したんでしょうね。
ちなみに、今だったら殴られますよ、きっと(笑)。

まず肝心のコード進行ですが、Gコードを軸に進みます。

Gメジャー → Gオーギュメント → Gシックス → Gセブンス

メロディーのほうは・・・?
非常に書きづらいですが・・・。

こ い か  なー
こ い じゃ なーい
あ い か  なー
あ い じゃ なーい

・・・のいずれも、 G A B G と並び、音符も一緒です。

ただし、一番最初の「こいか」「なー」の
「なー」から始まるという点にご注意を。

まとめると・・・。


なー      なーい     なー      なーい
G    GABG    GABG    GABG
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
G(B・D・G)
        Gaug(B・D♯・G)
               G6(B・D・E・G)
                       G7(B・D・F・G)

分かりますかね~? この書き方で!? フォー(汗)
まず、小節ごとの頭の部分に注目いただいて・・・。

メロディーの音・・・G
コード進行のトップ音・・・G

と、同じG音になっている点が大事です。

それにより、G音が固定され(ペダル・ポイントと言います)
Gの印象度が増します。

次に、コード進行のトップから2番目の音に注目!

D → D♯ → E → F
と半音上がりで攻めています~!

この「半音上がり」って、何度かやりましたが、
人間の聴覚をくすぐるようで、非常に効果的なんです。

このような効果の一翼を担うのが、
オーギュメントコードなんですね。

これ位にしますが、皆さんも色々試してください。

ちなみにこの「夏色のナンシー」は、コカコーラのイメージソング
として大量にTVスポットされ、一気に優さんはブレイクしたのでありました。

あー、ノドが渇いた・・・。

メロディー音と、コードのトップ音がマッチすると、
ステキな曲になりやすいです。

そんな訳で・・・
             ↓↓

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=138 キー:Bメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
E(E・G♯・B)
    F♯(F♯・A♯・C♯)
        G♯m(G♯・B・D♯)
               G(D・G・B)
                   A(E・A・C♯)
                       B(F♯・B・D♯)

1~2小節にかけてのトップ音は・・・ B → C♯ → D♯
3~4小節にかけてのトップ音も・・・ B → C♯ → D♯

と一緒ですが、ニュアンスが違って聴こえますね~♪

メロディー音も、 B → C♯ → D♯
でうまくのっかるように作ってみて下さい。
きっとライブ前列のファンがクラクラきますよ!

何故、このコード進行で、クラクラ感がうまれるのか・・・?
次回は、この続きを・・・。


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■□■ オーギュメント のオシャレな使い方 ■□■

■□■ オーギュメント のオシャレな使い方 ■□■

前回は、オーギュメントコードを、
上昇系のコード進行で使う例をお届けしました。

さすがに、定番だけあって、聴きやすいですよね。
メロディーも自然に産まれる感じ~♪

今回は、もう一つの使い方を。
それは、下降系のコード進行で、センス良く使うのです~♪

まず、下記のコード進行を弾いてみて下さい~♪

1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
G(D・G・B)
        D(D・F♯・A)
                B(B・D♯・F♯)

メジャーコードが連続している、そして下降気味で、
少し哀愁感があるコード進行です。
でも、ちょっと物足りないですよね?

D→B の部分をもうひと工夫しましょう・・・。

おーっと! ここで、オーギュメントを投入です!
               ↓↓

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=128 キー:Bメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
G(D・G・B)
        D(D・F♯・A)
                Baug(B・D♯・G)
                       B(B・D♯・F♯)

3小節目にBaugを入れて、Bにつなぎます。すると・・・。

トップ音が、G→F♯ と半音下がることにより、
さらに哀愁感が漂ってきました。
ミステリアスな感じです~♪

では・・・えーい!全部さげちゃえ!(笑)
半音づつ下げる例もどうぞ・・・!
               ↓↓

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=136 キー:Dメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
Em(G・B・E)
        D♯aug(G・B・D♯)
                G(G・B・D)
                       A7(E・G・A・C♯)

それぞれの、トップの音を見て下さい。
E→D♯→D→C♯ と半音づつ下がっており、
マイナー感が色濃く出ております。

ビジュアル系バンドのアナタ とか 失恋ソングを作りたい貴女!?
とにかく、せつない系の曲にマッチするコード進行です!?

あッ! もうお気づきだと思いますが、
D♯aug(G・B・D♯)の構成音をよく見ると・・・。

なんと、Gaugにもなります!
そして、Baugにもなっちゃうんです!

つまり構成音、すべての音のaugコードが出来るんですね~♪

その辺は、ベース音を(前後を考慮して)どの音にするのかによって、
自由に決めて下さい。

3つの顔を持つ面白いコードですね、オーギュメントコードって。
一体何者なんだ~♪

■□■ 編集後記 ■□■

★ コード進行でお悩みの方へ ★
★ 聴くだけで、メロディーが産まれてくる方法!! ★

「作曲」って簡単なようで、実は難しいですよね・・・。
いい曲を書くとなると、なおさらです。

でも・・・。
適切な「コード進行」さえあれば・・・!
少しは楽に作れます~♪

「コード進行って、作るの面倒くさいよね。」(たしかに)
「でも、コード進行がないと、メロディーが産まれないし。」(そうです)

「基本的なコード進行だと、ありふれた曲しかできないしね。」(はい)
「変わったコード進行ないかな・・・?」(ですね・・・)

・・・なんて感じたことはありませんか?

そんな方に・・・。
ただ今、コード進行の素材集を販売しております。

・・・と宣伝になってしまいましたが、
興味を持たれた方は、お気軽にメール下さい。

数に限りがありますので、お早めに~♪

では、また次回~♪

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2009年9月19日土曜日

■□■ オーギュメントって・・・一体どういう意味? ■□■

■□■ オーギュメントって・・・一体どういう意味? ■□■

オーギュメント(augment)コード・・・。
実にとっても、不思議なコードです。
響きが、なんとも言えない・・・。

「ジャーン~♪」と鳴らしてみると・・・?

何か、森の中から、いきなり悪魔でも出てきそうな。
また、いかにも、宇宙人と遭遇しちゃいそうな緊張感・・・!?

とにかく、単体で弾いても面白いコードなのは、間違いないです。

まずここで・・・。
オーギュメントコードの構成音を見てみましょう~♪

例えば、Caug(C・E・G♯)

普通のCは、(C・E・G)ですが、GがG♯ と、
半音上がっているのが特徴です。

半音上がる、と書きましたが、オーギュメントって「増大させる」
って意味があり、まさに半音「増大」させるって意味なんですね~♪(豆知識)

このオーギュメントコードは・・・。
例えば、次のような使い方が一般的です~♪

1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
C(C・E・G)
        Caug(C・E・G♯)
               C6(C・E・G・A)
                       C7(C・E・G・A♯)

トップの音が、G→G♯→A→A♯ と半音づつ増えています。
シックスコード(C6)とセブンスコード(C7)を
うまく組み合わせたよくあるパターンです。

「増大させる」って事で、上昇系のコード進行にもピッタリきます。
例えば、次のような・・・
                ↓↓

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=132 キー:Dメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
D(F♯・A・D)
        Daug(F♯・A♯・D)
               Bm7(A・B・D・F♯)
                       F♯m7(C♯・E・F♯・A)

1~2小節目の「増大」が可愛い~♪

メロディーラインも、共通音のDやF♯をうまく使って、同じような形に
すると、A→A♯ が目立って聴こえて、オーギュメントの良さが引き立
ちます。

ところで・・・。
やたら「増大」とか「上昇」とかで引っ張りましたが、
逆にしたらどうかな・・・?

と思ったアナタは作曲センスがあります!?
次回は、augを使った下降気味のコード進行をお届けします~♪
お楽しみに!

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■□■ 沈黙は金なり!? ちょっとリズムを変える ■□■

■□■ 沈黙は金なり!? ちょっとリズムを変える ■□■

友達や、彼氏彼女とのおしゃべりって、とても楽しいですよね~♪
でも、正直、疲れているときに「マシンガントーク」をやられると・・?

そりゃー、しゃべる本人はいいですけどね~。
聞く側にしてみれば、「早く終わんないかなー」
って感じですよね?

また、同じ内容の文脈を話すにしても、
話し手の速さやテンポによって、
聞く方の印象やとらえ方が、まったく違ってきますよね。

そして大事なのが、「リズム」「間合い」!

淡々としゃべるのではなく、時には、数秒黙ってから
「ところでさー」って言うと、聞く方も無意識に
「ん?」って聞く体勢に必ずなります。

「コード進行」も、まったく同じです ~ !!

同じコード進行でも、リズムを変えてみたり、
鳴らすタイミングを変えるだけで、
印象が全然変わってきます。

例えば・・・。

♪=148 キー:Gメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
D(D・F♯・A)
        C(C・E・G)
               D(D・F♯・A)
                       Em(E・G・B)

これはこれで、いいのですが。
いつも、同じリズム(この場合、小節の頭にコードを弾く。)では、
飽きがきてしまいます。

同じコード進行でも、次のように変えてみると・・・!?

♪=148 キー:Gメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
D(D・F♯・A)
     C(C・E・G)
                D(D・F♯・A)
                   Em(E・G・B)

どうでしょうか?
D-C と聴かされて、ちょっと沈黙・・・。
「次はどんな音が来るのだろう?」って感じませんか?

サビ前に、こういう工夫をすると効果的です。
他にもテンポを変えてみたり、ベース音を工夫したり・・・。

「いかに聴いてもらえるか」
を頭に入れながら演奏してみて下さい。

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=116 キー:D メジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
Em7/A(E・G・A・B・D)
    F♯m7/B(F♯・A・B・C♯・E)
                Gm7/C(G・A♯・C・D・F)
                   F♯m7/B(F♯・A・B・C♯・E)

普通に、小節の頭にコードを弾いても、聴けなくはないですけど・・・。
あえて2、4小節をずらしたところがミソです。

すると、一時的に「沈黙」がうまれ、「おや?」ってなるハズです。

またベース音も、いわゆる“IIm7/V”の連続にしてみました。
緊張感あふれるサウンドになりますよね?

ちょっとした工夫で、アナタの作曲、演奏にも磨きがかかるハズです!

■□■ 編集後記 ■□■

アメリカの前衛作曲家、ジョン・ケージって知ってますか?
彼の代表作!?に「4分33秒」ってのがあります。

詳しいことは省きますが、とにかく、ずっと「無音」・・・!?

なんか哲学的で、私もよく理解出来ませんが、とにかく
「沈黙」も音楽のひとつなんだ、ということです。

楽器を弾きはじめた頃って・・・
とにかく「目立ちたい~」ってことで、ジャンジャン(ガンガン?)
音を鳴らすものです(笑)。

でも、大人になるにつれ、「弾く側」だけでなく
「聴く側」の事も考える余裕が出来てきますよね~。

すると、どうすれば聴いてもらえるか・・・
を必然的に考えざるを得なくなります。

ジャンジャン・・・も否定しませんし、自分の好きなように弾きたい~!
も分かりますが、一歩冷静な視点に立つことも非常に大切なことです。

では、また次回~♪

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2009年9月17日木曜日

♪春・咲・小・紅/矢野顕子

■□■ 私のただ単に、す・き・な・曲(不定期連載・・・) ■□■

♪春・咲・小・紅/矢野顕子

確か1981年カネボウ「春のキャンペーンソング」で
TVからよく流れてきてましたね~。

まだワタシも小学生でしたが、春めいた独特の陽気感と、
この曲の不思議なサウンドに思わず「キュン!」となっちゃいました~。

♪ほーら、はーるさき こーべにー
♪ミーニミーニ みにきて ねー

矢野顕子さんのクセのある、あの声。
坂本教授のこれまた独特のアレンジング。

皆さんも一度は耳にした事がある、
この出だしの部分をどうぞ~!

1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
A(A・C♯・E)
     C♯7(C♯・F・G♯・B)
            F♯m(C♯・F♯・A)
                F(C・F・A)
                    C(C・E・G)
                        D(D・F♯・A)
                            E(E・G♯・B)

キーがAメジャーなので、本来は使われないはずの(F)と(C)ですが
3小節目から、絶妙に流れるように配置されており、そこがまたミソにな
ってます。

理論的には・・・
(F)はサブドミナント・マイナー
(C)はサブドミナントの代理コード

と説明できますが、とにかく「アンニュイ~」感じがとてもグッド!!

そこで、今回は(F)を使ったコード進行をどうぞ~♪

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=138 キー:Aメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
A(C♯・E・A)
        F(C・F・A)
                D7(C・D・F♯・A)
                        F(C・F・A)

見た目は、非常に単純ですが、とにかく弾いてみて下さい。
A-F に移る瞬間は、非常にセンシティブ!(どういう意味!?)

同様に、F-D7 も D7-F もグッドです。
バックギターが少し食い気味に「ジャーン!」って感じで、メロもFの構
成音を意識的にからめてみて下さい。

もう一丁~♪

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=156 キー:Cメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
C(E・G・C)
        A♭(E♭・G♭・C)
                F(F・A・C)
                        G7(F・G・B・D)

この場合、A♭がミソです。
C-F-G7だけだと、実に味気ないですが、A♭を加えただけで、イメ
ージが か・な・り 変わるのが分かると思います。

まさに、塩・コショウ・唐辛子!

みなさんも、今まで作った曲に、アレンジをし直したり、コード進行を見
直してみてはどうでしょうか~?

絶対に「味」が変わりますよ~♪

■□■ 編集後記 ■□■

秋が近づいているのに、あえて春の曲をもってきましたが、別に意図はご
ざいません。

ただ「春・咲・小・紅」を取り上げたかっただけなんです(笑)

矢野顕子さんって、実に不思議なコード進行を使いますよね。
もう天性のモノなんでしょう。

次回こそは、秋らしい曲、コード進行を取り上げる予定です~♪

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■□■ シックスコードのウマイ活用法とは? ■□■

■□■ シックスコードのウマイ活用法とは? ■□■

ワタシにも実は、コードを覚えてから「こんなコード、要らねーよ!」
と思っていたものがあります。それは・・・?

シックスコード~♪
(全国2千万のシックスコードファンの皆さん! ゴメンなさい。)

単に、メジャーコードに、長6度の音を加えただけ・・・。
響き自体も、そんなに面白くもないし

「こんなコードなんであるんだ」

ッて感じでした。

でも・・・。
ある曲をきっかけに、その偉大な!素晴らしさを認識したのでした~!

その前に、まず構成音を見てみましょう~♪
例えば・・・C6(シックス)。

C6(C・E・G・A) ですね。 もちろん(A)が長6度です。

ところで構成音をよく見て・・・
なにか別なコードを思い浮かべませんか?

えーと、(A)を最初にもってきて(A・C・E・G)とすると・・・。
そうなんです。Am7クンです~♪

こっちの方が、響きにも叙情感があり、ある意味カッコイイですよね。
そんな訳で、C6なんかよりAm7を使えばいいやーって感じ。
シックスコードなんて、まったく無視、無視。

(そして月日は流れて・・・)
ある時、ドライブ中、ラジオから、
aikoさんの「カブトムシ」という曲が流れてきました。

この曲、イントロから悲しげなサウンドですが、
サビに入って、ますます引き込まれ、
そしてあの有名なフレーズが・・・。

♪しょーが いー わーすれ るー (生涯 忘れる)

おー!! なんだろう、この切なさは・・・。
もちろん歌詞の内容もありますが、このコード進行に
思わずグッ~ときたのでした(泣)。

さっそく調べて見ると・・・

1・・・●・・・2・・・●・・・
Am7(E・G・A・C)
    A♭6(A♭・C・E♭・F)
        Gm7(D・F・G・B♭)
            G♭6(G♭・B♭・D♭・E♭)

おわッ! シ、シックスコード~!?

まず、ベース音に注目です。
A-A♭-G-G♭ と半音づつ下がっており、まずグッとさせてます。

ちなみに(A♭6)を(Fm7)に、(G♭6)を(E♭m7)
に置きかえて、ベース音を弾くと・・・。
なんともぎこちないですね・・・。

そっか!! シックス君は、ベース音も考えて、こういう風に使うんだ!
思わず、頭がピキピキとなってしまいました~♪

また(A♭6)でなく、単に(A♭)だと・・・
これまたあのメロディーは、絶対に産まれてこないです。

そんな訳で、サウンドの全体感(特にメロとベース)を
もっと考慮すれば必然的にシックスコードも使えるんだ!
と思い知らされたのでした。

ありがとう、「カブトムシ」
そして、aikoさん・・・!

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=112 キー:E♭メジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・
D♭△7(D♭・F・A♭・C)
    E♭6(E♭・G・B♭・C)
        Fsus4(F・B♭・C)
            F(F・A・C)

まずベース音が、D♭-E♭-F と全音上がりで、
絶妙なスパイスを効かせております。

くどいですが(E♭6)を同構成音の(Cm7)にした場合、
ベースが実にぎこちなくなりますよね・・・。

やはりここは、E♭6でないと、いいメロディーが産まれないのかな
と感じます~♪

ぜひぜひお試しあれ~!!

■□■ 編集後記 ■□■

ワタシは、食べ物に、特に好き嫌いはないのですが、
「ツケモノ」だけはどうしてもダメなんです~(笑)

たくわん、お新香、福神漬け・・・。

もー、見るだけでギブアップ! タップアウト!

・・・かと言って、例えば、たくわんの材料(ダイコン)が
嫌いなのかと言えば、そんな事はないんです。

おでんの中のアツアツのダイコン なんか最高ですな~!
お刺身のツマも好きなんです(貧乏くさい・・・)

そうです。「調理方法」がよければ、食べられるんです。

コード進行もまったく同じですね。
今回の「シックスコード」も、単体で弾けば、あまりピンときません。
でもうまく別のコードと組み合わせて「調理」すれば、
いい「食材」になります。

イントロやサビで使うと、普段聞きなれてないリスナーが多いので
絶対にアナタの曲にとびついてきますよ~♪

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2009年9月16日水曜日

■□■ マイナーコードから突然メジャーコードに ■□■

■□■ マイナーコードから突然メジャーコードに ■□■

「青い三角定規」の「太陽がくれた季節」って歌を知っていますか?
ご存知の方は、相当おやじですが(失礼!)ワタシも知ってます(笑)

♪君は、何をいま・・・

の出だしがとても印象的ですね~。

70年代前半の歌ですが、よく「ナントカベスト100」とかナツメロ系
の番組でも出てくる、古き良き歌謡曲の定番ソングなのです。

そんなことは、どうでもいいのですが・・・
ちょっとだけコード進行をのぞいてみましょう。

1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
Am(A・C・E)
        Am(A・C・E)
               A7(C♯・E・G・A)
                       Dm(A・D・F)

出だしは、Amで始めて、無意識に聴く側に「お!マイナーの曲だな」と
思わせてます。
ところが、3小節目でA7を投入~♪
「あら?」と新鮮な感覚をリスナーに与えていきます。

そして、Dmになって、また「マイナーなんだな」と。

チョット憂いがあって真面目そうな人かしら? と思わせておいて・・・
ちょっぴり、はにかんだ笑顔に思わずキュン!

「素敵~」

って感じですね(恋愛経験が乏しく、表現に限界が生じております)

とにかく、同一ルートのマイナーからメジャー系(とくにセブンス)への
コード進行は使えます~♪
             ↓↓
■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=146 キー:Dマイナー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
Dsus4(D・G・A)
        Dm(A・D・F)
               D7(D・F♯・A・C)
                       Gm(D・G・A♯)

sus4(サスフォー)もなかなか奥深いコードですが、それはまた別の
機会に。
ともかくDsus4からDmにつなぎ、まずマイナー感を与えています。

そして、D7(同一ルートのセブンス)が出てきて、変化を感じてもらい
ます~♪

お気づきだと思いますが・・・。
同様に、「メジャーコード」から「マイナーコード」に・・・も、もちろん
効果的です。
             ↓↓
■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=136 キー:Eメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
E(E・G♯・B)
        A(E・A・C♯)
               Am(E・A・C)
                       B7(F♯・A・B・D♯)

2~3小節目の変化が、いい感じです。
いつもは陽気な彼氏が、一瞬たそがれるアノ表情・・・
(またも表現に限界が生じております・・・)


最近読んだ、ある心理学の本に、次のような文章がありました。

「冒頭部分で、聴衆を驚かせないといけないね。さもないと、最後まで聴
いてくれないんだ。最初の部分で聴衆を引きつければ、あとは何とかなる
もんだよ。」

そのあと、映画の冒頭も、小節の書き出しも同様・・・と続き、人間関係
も初対面が大事・・・とありました。

今回は、マイナーからメジャーを取り上げましたが、他にも色々意表をつ
くコード進行はまだまだあります。

「おッ!」といかに思わせる曲が書けるか。
非常に大切ですね。

次回も、冒頭から意表をつく、効果的なコード進行を取り上げます~♪
お楽しみに~!!

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2009年9月15日火曜日

■□■ こいつは、か・な・り 使えます! D♭7 ■□■

■□■ こいつは、か・な・り 使えます! D♭7 ■□■

<G7 - C>というコード進行は、みなさんも
よく使っていると思います。(キーがCメジャーの場合。)

もちろん、Dメジャーなら、<A7 - D>
Fメジャーなら、<C7 - F>ですね。

Cメジャーに話を戻して・・・。
この G7 ですが、とにかく C に戻りたがるんです。
まるで、Cがお母さんで、「ママー」って感じ!?

前回も、書きましたが、これを ドミナント終止 と呼びます。

1・・・●・・・2・・・●・・・
G7(D・F・G・B)
        C(E・G・C)

ところで・・・。
この G7クン には、実は兄弟?がいるんです。
その弟クンが、 D♭7クン なのです~!

1・・・●・・・2・・・●・・・
D♭7(D♭・F・A♭・B)
        C(E・G・C)

弾いてみて、どうでしょうか。
チョット、とがった感覚? やんちゃ小僧の次男坊って感じですかね?

G7クンが、家で留守番をしてて、Cママが帰ってきてとたん、甘えるの
とは違い、D♭7クンは、公園で砂遊びをして、汚れた服のまま、Cママ
に抱きつく・・・。そんなイメージですかね!?

この次男坊がよく使われるのが、ジャズやボサノバといった音楽で、あま
りワタシも詳しくありませんが、1曲だけ取り上げてみましょう~♪

「イパネマの娘」より(キー:Fメジャー)

1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
Gm7(G・B♭・D・F)
        G♭7(G♭・B♭・D♭・E)
                F△7(F・A・C・E)
                        G♭7(G♭・B♭・D♭・E)

2~3小節で、一応ドミナント終止しますが、4小節目で、また公園に行
っちゃいます(笑)

エンディング部分では、<G♭7 - F△7>の繰り返しで、行って逃
げて・・・って感じになってます。

とにかく、○メジャーキーの、半音上のセブンスコード は、使える!
と覚えて下さいませ・・・。

             ↓↓
■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=154 キー:Cメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
Dm7(D・F・A・C)
        Em7(E・G・B・D)
                D♭7(D♭・F・A♭・B)
                        C(E・G・C)

3小節目をお兄ちゃんのG7(D・F・G・B)に代えて弾くと、ニュア
ンスの違いがよく分かると思います。
ボサノバっぽいフィーリングが味わえ、緊張感もうまれます。
サビ部分や、イントロ、エンディングに変化をもたせたい時に・・・
非常に効果的です!

色々、試してみてはいかが!?

今回取り上げた「イパネマの娘」ですが、たまに聞き返すと、ブラジルの
香りがして、とてもグッドです~♪

英語版はたまにカラオケで歌います。みんなドン引きしますが(笑)
たまには、違ったジャンルの音楽を聴くと、新鮮な発想、メロが産まれま
すよ。

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2009年9月9日水曜日

■□■ 意表をつく! D(ドミナント)で始めるコード進行 ■□■

■□■ 意表をつく! D(ドミナント)で始めるコード進行 ■□■

Bで生きる経済学・・・ってビジネス本が流行りましたが、
まったく関係ありません(笑)。

ドミナントモーション(終止)ってありますよね。

一応解説しますと・・・。

キーがCメジャーだとして、まずはCで始まり、色々なコードをたどって
G7に持っていき、最後にCで終わる ってやつです~♪

C-Am-Dm-G7 って黄金のコード進行を見てみましょう~♪

1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
C(C・E・G)
        Am(C・E・A)
                Dm(D・F・A)
                        G7(D・F・G・B)

トニックである、Cではじまり、AmとDmをたどって、ドミナントであ
るG7まで持っていきます。
この時点で、つまりG7を鳴らした時・・・!!

アナタは、無性に&本能的に「Cが弾きたいッ」って思いませんか!?

理論的なことは省きますが、G7-C と弾くことで、「ホッ」とするよ
うな安心感が、生まれるんですね~。
弾いている方も、また聴いている方も「よしッ!」って感じ。

この G7-C というコード進行を、ドミナント終止といいます。

サッカーで例えると・・・。
まず(C)でキックオフして、色々パス回しをして、ゴール前の決定的な
チャンス(G7)を迎える!
そして、ゴール(C)目掛けてシュート~!

選手も観客も興奮のルツボ!
これが、ふつうのサッカーですね。

ところが・・・!!
いきなり、キックオフもしないで、パス回しもしないで、いきなりゴール
を決めて見せ場を作ってしまおう・・・というのが、

D(ドミナント)で始めるコード進行

なのです。(長い前フリですみません~♪)
             ↓↓
■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=106 キー:Cメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
G7(G・B・D・F)
    C(G・C・E)
        E7(E・G♯・B・D)
            Am(E・A・C)
                Dm7(D・F・A・C)
                    G7(D・F・G・B)
                        C(C・E・G)

いきなり、G7ではじまり、「おー!」と思わせ、Cで決める!
のっけから「ゴール~!」って感じです。
3●から再び、 G7-C が出てきますが、なんとなくニュアンスが違
って聴こえませんか?

それでは、もうひとつ・・・。

♪=148 キー:Eメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
B7(F♯・A・B・D♯)
        E(G♯・B・E)
               A△7(E・G♯・A・C♯)
                       Am7(E・G・A・C)

この場合、ドミナントがB7、トニックがEとなります。
まさに、意表をつく!って感じがする思います。
他にも色々試してください。面白い効果、メロが生まれるはずです~♪

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2009年9月3日木曜日

マイナーメジャーセブンス って一体~?

■□■ マイナーメジャーセブンス って一体~? ■□■

何なんだ~このコードの名前は!?
マイナーコード、メジャーコード、セブンスコードって別個にありますが
ごちゃまぜの名前ですね・・・。でもまったく別物のコードです~♪

まずは、Dm△7(マイナーメジャーセブンス)を例に、構成音を確認し
てみましょう。
(ちなみにメジャーマイナーセブンスと呼ぶ人もいます。)

構成音は・・・(D・F・A・C♯)です。

Dm(D・F・A)にメジャーセブンス(この場合C♯)をつけたコード
で、実に哀愁感があるコードですよね。
秋から冬にかけて似合うコードだと勝手に思ってます。
失恋した時のアノ切ない気持ちを思い出して下さい。(何じゃそりゃ)

そろそろ秋のライブに新曲を・・・なんて思っている方のために使用例を
さっそくお届け~!

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=112 キー:Aメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
D△7(D・F♯・A・C♯)
        Dm△7(D・F・A・C♯)
                A(E・A・C♯)

ま~、一般的な使い方でしょうか?
全体にAとC♯が響いており、さらにF♯→F→Eと半音落ちがあり、切
ないです。かなりクラクラきます。
つづいて・・・

♪=136 キー:Aメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
D△7(A・C♯・D・F♯)
        Dm△7(A・C♯・D・F)
                A(A・C♯・E)
                        F♯7sus4(F♯・B・C♯・E)
F♯7(F♯・A♯・C♯・E)

先程の例とは、押さえ方を変えてます。また4小節目で、ちょいと工夫を
してます。
ストリングス系のシンセとギターのアルペジオなんかをバックに、ヴォー
カルさんは淡々と切なく唄いあげて下さい~♪

ライブ前列の女の子を全員失神させる位に、いい歌詞と泣かせるメロディ
ーでお願いしますぅ~♪

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♪マインド・サーカス/中谷 美紀

■□■ 私が衝撃を受けた!?コード進行(不定期掲載・・・) ■□■

 ♪マインド・サーカス/中谷 美紀

映画「電車男」など数多くの映画に活躍の中谷さん。ドラマ・CMに引っ
張りダコの大女優さんですが、ちょっと前までは、CDも出していたのを
知ってますか?

96年にデビューCDをリリースしましたが、作曲がナントあの坂本教授
! なんとも透明感あるサウンドで、かつイントロのコード進行から、ぶ
ったまげました。
               ↓↓
♪=116 キー:Fメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・
F(F・A・C)
    FaugonB(F・A・B・D♭)
        B♭△7(F・A・B♭・D)
                
3・・・●・・・4・・・●・・・
Gm7(F・G・B♭・D)
    Am7(E・G・A・C)
        F△7(F・A・C・E)

私は、このとき初めて、aug(オーギュメント)onコードの味を知っ
てしまったのでした・・・。
Faug(F・A・D♭)それ自体もなかなか含蓄あるコードですが、そ
れにBを加えるとは!
教授が初めて使った訳ではないと思いますが、とにかくシビれました~♪
キーボードにFaugだけ弾かせて、ベース君がBを弾いてみて下さい。
なんとも、トブ感じがしませんか~♪

余談ですが、この曲、次のブリッジも△7-7sus4-7をうまく組み
あわせてあり最高のコード進行が満喫できます~♪

そんな訳で・・・FaugonB を使ったコード進行を。
              ↓↓

■□■ 今日の“使えるコード進行” ■□■

♪=132 キー:Fメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
F△7(F・A・C・E)
        FaugonB(F・A・B・D♭)
                B♭△7(F・A・B♭・D)
                        C7(G・B♭・C・E)

最初のF△7はonCの方がいいかも。
とにかく、私の中では、最高のaugの使い方!と自負しております。

つづいて、普通の?使い方を。

♪=154 キー:Cメジャー
1・・・●・・・2・・・●・・・3・・・●・・・4・・・●・・・
C(C・E・G)
        Caug(C・E・G♯)
                C6(C・E・G・A)
                        Caug(C・E・G♯)

よく使われてますね。でも、アレンジ・リズム次第で、いいメロディーが
出てきますよ。

次回は・・・D△m7(メジャーマイナーセブンス)をお届け予定!