■□■ ハ・ン・オ・ン・イ・ジ・ク・ル ＜３＞ ■□■

■□■　ハ・ン・オ・ン・イ・ジ・ク・ル　＜３＞　■□■

そこそこ（？）好評な「半音いじくって、つかみはＯＫ！」シリーズ。
さて、今回のテーマは・・・？

「えーい！小節まるごと、半音イジクル！」

なんだかよく分からないですね～。
でもご心配なく。読んでいくうちに

「なんだ、カンタンじゃん！」

って思うはず。

ちなみに前回は・・・、

＜Ｅｓｕｓ４＞　→　＜Ｅ♭ｓｕｓ４＞

のように、１つのコードをそのままの形で
半音下げる（もしくは上げる）というパターンでした。

「意外にも、けっこうメロディーが浮かんだ！」

といったメールも頂きました。
ありがとうございます！

では、このパターンをもう少し発展させてみましょう～♪


＜Ｄ＞　→　＜Ｄ７＞　→　＜Ｄ６＞　→　＜Ｄ７＞


まずは、上の例のような、簡単な「コード進行」を
作ってみましょう。

♪＝★　キー：Ｄ　メジャー
１・・・●・・・２・・・●・・・
Ｄ（Ｆ♯・Ａ・Ｄ）
　　　　Ｄ７（Ｄ・Ｆ♯・Ａ・Ｃ）
　　　　　　　　Ｄ６（Ｄ・Ｆ♯・Ａ・Ｂ）
　　　　　　　　　　　　Ｄ７（Ｄ・Ｆ♯・Ａ・Ｃ）

こんな感じで、２～４小節を作ります。


このままでは・・・？
正直ショボイですね。

そんな時には、どうすればいいのか・・・！？

（ここで久々、コード博士が登場！）

博士「フフフ・・・。そんな場合には・・・。」

ワタシ「あ、あなたは、いったい何者なんですか！」

博士「そんなことはどうでもよい。とにかく、そのコード進行を
　　　そのまま半音上げてみなさい！」

ワタシ「えー！？　まー、言われたとおりやってみよう、え～い！」

ってな訳で、相変わらずバカなワタシ（笑）


やはり、半音上がって、転調した分、
耳に残る感じになりましたよね？


このワザは、あまり色々な曲で多用すると効果が薄れますが、
ネタにつまった場合には、ぜひトライしてみてください。


昔から、このパターンはけっこう使われていますが・・・

ＳＭＡＰのデビュー曲をあなたは知っていますか？
このパターンが使われています。


「Ｃａｎ’ｔ　Ｓｔｏｐ　－Ｌｏｖｉｎｇ－　」
っていう曲ですが、イントロがけっこう強烈でした。


「素敵な夢を　見させておくれ」　ではじまり、半音上がって
「素敵な夢を　かなえておくれ」　って。まだ若々しい声が懐かしい！


同じフレーズや小節の繰り返しでも、半音上げると・・・？
必ず印象に残ります。

さて、次回は・・・？

「トップ音を半音イ・ジ・ク・ル・！」

これも、けっこう「つかみ」が取れます！
お見逃しなく！

■□■　編集後記　■□■

よくカラオケで、ネタがつまるとワタシは、
この「ＳＭＡＰのデビュー曲」を歌います。
（もう３０代後半なのに・・・）

でも、あんまり知られてないんですよね、この曲。
歌い始めると、「シラ～」って感じで。

曲の途中にも、けっこうカッコイイ「コード進行」や転調が
使われており、意外にも「勉強できる」名曲なんですけどね・・・。

そっか！　歌っているワタシがイケナイノカ！！
いま気づきました（笑）

そんな訳で、また次回～♪


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