♪Ｏｎｅ ｍｏｒｅ ｔｉｍｅ，Ｏｎｅ ｍｏｒｅ ｃｈａｎｃｅ／山崎まさよし

■□■　私のただ単に、す・き・な・曲（不定期連載・・・）　■□■

♪Ｏｎｅ　ｍｏｒｅ　ｔｉｍｅ，
　　　　Ｏｎｅ　ｍｏｒｅ　ｃｈａｎｃｅ／山崎まさよし

サビの部分がとても素敵な、１９９７年１月に発表された、
山崎まさよしさんのヒットチューンです。

アコギが醸しだすサウンドが、なんとも切ない・・・（キュン）
そして、山崎さんの独特の“声”や“歌い方”が、
非常にマッチしていて、実に「冬っぽい」です～♪

この曲も、どの部分をとってみても、
使える「コード進行」だらけですが、
とりあえず、サビの部分を見てみましょう。

　　　　「いつでも捜しているよ～♪」からの部分ですよ。

―――――――――――――――――――――――――――――――――
キー：Ａメジャー
１・・・●・・・２・・・●・・・
Ａ（Ｃ♯・Ｅ・Ａ）
　　　　Ａ△７（Ａ・Ｃ♯・Ｅ・Ｇ♯）
　　　　　　　　Ｇ（Ｂ・Ｄ・Ｇ）
　　　　　　　　　　　　Ｆ♯（Ａ♯・Ｃ♯・Ｆ♯）
　　　
３・・・●・・・４・・・●・・・
Ｂｍ（Ｄ・Ｆ♯・Ｂ）
　　　　Ｂｍ△７（Ｂ・Ｄ・Ｆ♯・Ａ♯）
　　　　　　　　Ｂｍ７（Ｂ・Ｄ・Ｆ♯・Ａ）
　　　　　　　　　　　　Ｅ（Ｂ・Ｅ・Ｇ♯）

―――――――――――――――――――――――――――――――――
いやー、いま聴いても、やはり冬っぽいです（！？）

とにかく・・・
この「コード進行」は、実に使えますよ～！

まずトップの音に注目してください～♪

　　　　Ａ→Ｇ♯→Ｇ→Ｆ♯
　　　　Ｂ→Ａ♯→Ａ→Ｇ♯

１～２小節目：Ａから＜半音づつ下降＞。
３～４小節目：Ｂから＜半音づつ下降＞。

トップ音が半音づつ下がる形の「コード進行」は、
他にもパターンがありますが、
とにかく聴き手の心を「キュン」とさせてしまう
魔法の並び方です！

あと、２小節目の

　　　　Ｇ（Ｂ・Ｄ・Ｇ）　→　Ｆ♯（Ａ♯・Ｃ♯・Ｆ♯）

と、さりげなく、コードごと半音下げる
テクニックもすごい～♪

そして、３小節目から４小節目にかけて登場するのが、

　　　　Ｂｍ△７（Ｂ・Ｄ・Ｆ♯・Ａ♯）

そうです！「マイナーメジャーセブンス」～♪
久々の登場です。

「マイナー」なんだか「メジャー」なんだか
「セブンス」なんだか・・・？
ワケの分からないコードです（笑）

でも、よく聴くと・・・？
独特の“切なさ”を感じさせるコードですよね。
使えます。

そんな訳で、似たような「コード進行」
を作ってみました。

―――――――――――――――――――――――――――――――――
■□■　今日の“使えるコード進行”　■□■

♪＝　７６　キー：Ｄメジャー
１・・・●・・・２・・・●・・・
Ｄ（Ａ・Ｄ・Ｆ♯）
　　　　Ｄ△７（Ａ・Ｃ♯・Ｄ・Ｆ♯）
　　　　　　　　Ｄ７（Ａ・Ｃ・Ｄ・Ｆ♯）
　　　　　　　　　　　　Ｂ７（Ａ・Ｂ・Ｄ♯・Ｆ♯）

３・・・●・・・４・・・●・・・
Ｅｍ（Ｂ・Ｅ・Ｇ）
　　　　Ｄ♯ａｕｇ（Ｂ・Ｄ♯・Ｇ）
　　　　　　　　Ｇ（Ｂ・Ｄ・Ｇ）
　　　　　　　　　　　　Ａ７（Ａ・Ｃ♯・Ｅ・Ｇ）

この「コード進行」の響き、いかがですか？
山崎コードとは異なり、トップの音は固定にしてます。

１～２小節目：Ｆ♯
３～４小節目：Ｇ
　
でも、よく聴くと・・・？

　　　　Ｄ→Ｃ♯→Ｃ→Ｂ
　　　　Ｅ→Ｄ♯→Ｄ→Ｃ♯

と強調されて聴こえませんか？

１～２小節目：Ｄから＜半音づつ下降＞。
３～４小節目：Ｅから＜半音づつ下降＞。

ですね？
トップ音が固定されているから、
逆に心地よく響く例です。

スローっぽいテンポにすれば、
必ず自然と「秋冬」っぽいメロディーが浮かびますよ。
お試しあれ。

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