♪ビハインド・ザ・マスク／ＹＭＯ

■□■　私のただ単に、す・き・な・曲　■□■

♪ビハインド・ザ・マスク／ＹＭＯ

「選曲が、かなりシブいですね～」と思ったあなたは・・・？
かなりマニアックな方です（笑）

彼らの代表曲「ライディーン」とか「君に胸キュン！」は
まーまー有名ですけどね。

１９７９年に発表したアルバム
「ソリッド・ステイト・サヴァイバー」
に収録されている「この曲」をあえて取り上げました。

とにかく、不思議な感じのサウンドで、
いかにも「テクノ」って仕上がりになっています。
ぜひ聴いていただきたいものです。

イントロとサビのメロディーを中心に使われている
かっこいい「コード進行」をさっそくどうぞ～♪

―――――――――――――――――――――――――――――――――
キー：Ｆメジャー
１・・・●・・・２・・・●・・・
Ｆ（Ａ・Ｃ・Ｆ）
　　　　　　　　Ｄ♭（Ｆ・Ａ♭・Ｄ♭）

３・・・●・・・４・・・●・・・
Ｅ♭（Ｇ・Ｂ♭・Ｅ♭）
　　　　　　　　Ｃｍ（Ｇ・Ｃ・Ｅ♭）　　　　
　　　
―――――――――――――――――――――――――――――――――

実際に、ピアノやギターで弾いてみてください。

どうでしょうか？
＜Ｆ＞　から　＜Ｄ♭＞　に移る瞬間が、
何とも言えない感覚になるはず。

ヘッドホンで聴いていると、なんか思いっきり
「右」に振られる感じ？（別に左でもいいですが）

なぜなのかは・・・？

長年の読者なら分かるはず。そうです。
＜Ｄ♭＞が「ノンダイアトニックコード」で、
「転調感覚」を起こさせるからです。

今までも、何回か書いていますが、
一瞬転調っぽくさせると
必ず「お！」と聴き手に思わすことができます。

また、Ｆメジャーのドミナントコードは・・・？

本来は＜Ｃ＞ですよね。
でも＜Ｃｍ＞を使っているのもミソです。

（ちなみに＜Ｃ＞にしても、味のある
「コード進行」になります。）


まさに「コード進行」を先に作らなければ、
思い浮かばないようなメロディアスなナンバーになってます。


余談ですが、実はこの曲・・・？

あのマイケル・ジャクソンの怪物アルバム「スリラー」にも
収録される可能性があったとのこと。
（私も最近知りましたが）

色々な大人の事情（？）で実現しなかったようですが、
ＹＭＯの楽曲が、世界的にも通用する証明ですかね。

テクノサウンドのさきがけ、とも言えるＹＭＯ。
彼らがいなければ、間違えなく今をときめく
Ｐｅｒｆｕｍｅちゃんも存在しません～♪

「テクノ」の歴史ってとても深いです・・・。


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